こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
自衛官と付き合っていると、会えない日が続いたり、連絡が取れなかったりするときってありますよね。
旦那さんから「今日から◯◯だから・・・」と説明されても、よく分からずモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき自衛官は何をしているのでしょうか?
お仕事だとすれば、どんなお仕事をしているのか?
今日はそんな知られざる自衛官普段のお仕事のお話。
”当直”とは
自衛官と付き合い始めたばかりの方は、会えない理由に色んな謎の言葉を聞かされることと思います。
その中の1つが”当直(とうちょく)”です。
当直とは、簡単に言うと、勤務時間外(つまり0815~1700以外)などの部隊の留守を預かる勤務。
例えば・・・
① 営内者の掌握(朝夕の点呼などで健康状態等を把握)
② 駐屯地内の見回り
③ 戸締まりの確認、火の元の点検
④ 災害などの緊急時は、他の隊員が出勤してくるまでの間、責任者として出動の準備等の指揮をする。
⑤ その他命じられた事項
このように当直の主な仕事は、”留守預かり”と”緊急時の初動対応”が仕事です。
勤務は部隊によって変わると思うのですが、私が所属していた部隊では半週交代でしたね。
これが休暇等になると、1日交代など変則的になったりします。
勤務中は家に帰れない事と”当直室”という場所から離れられないこと以外は、”警衛”に比べると自由な時間はあります。
なお、土日勤務すれば”代休”が発生しますので、下番する日に代休を使って休むことが多いです。
1年間365日誰かが就いている
“警衛”と同じで、クリスマスや年末年始には人気のない勤務の1つです(笑)
しかし、これは階級が低いと回ってくる頻度が上がる傾向があります。(今は特に陸士が少ないので・・・)
当然、お年頃の人に回ってくることが必然的に多くなります。
デートなどに支障が出てしまうのは、こういうところに原因があります。
クリスマスに彼女と過ごしたいのは、誰しも同じ。
でも勤務になってしまう事があるんです。
寂しく駐屯地の中で過ごさなければいけない日もあるのです。
だから、自衛官とお付き合いする人は、ぜひこういうところも理解してあげて頂けたらなと思います。
いつだって、警衛や当直として駐屯地を守ってくれる人がいるから、他の自衛官が安心して家に帰ることができるんですね。
当直勤務についている皆さん、本当にお疲れ様です。