自衛官は被災地では風呂に入らないとか、飯を食わないとかいうのを”美談”にするのはやめようぜ。

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こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。

 

九州北部で豪雨災害があり、自衛隊も災害派遣で活動中です。

自衛隊を退職した身ではありますが、頑張っている自衛官の皆さんを見ると、心から「頑張れ!頼んだぞ!!」という気持ちが自然と湧き上がってきます。

 

そんな中、ネットでこんな記事を見つけました。

自衛隊は被災地などに仮設銭湯を設置しても入らない? 元自衛官に聞いてみた

自衛官は被災地で風呂に入らない?

見ての通り、自衛官は被災地では「風呂に入らないのか?」という話題。

私が東日本大震災の災害派遣に行った時は、仮設風呂に入らせてもらいました。

海自さんの船のお風呂に入れてもらったりもしました。

あれは貴重な経験だった。

 

もちろんお風呂は被災者の方が最優先。

自分たちが入るのは、被災者の方の入浴時間が終わった後の残り湯でした。

お湯も少ないし、正直かなり汚れているんだけど、それでもありがたいし疲れはかなり取れます。

「よし、明日も被災者の方のために頑張ろう!」という気持ちにもなります。

 

災害派遣の目的は、全力で被災地のために活動することであって、「自衛隊ってこんなに頑張っているんだよ!」というアピールの場ではないはずです。

であればこそ、ご飯もシッカリと食べてお風呂にもちゃんと入って、被災地のために100%の力で活動できるようにした方が絶対にいいですよね。

みんな人間だもの

そんなわけで、「災派のときは自衛官はご飯を食べない」とか「風呂に入らない」とか、こういう話を美談にしない方が良いと思っています。

 

これを美談にしてしまうと、自衛隊自身がそのイメージに縛られ、窮屈な活動を余儀なくされ、被災地のために100%の力で活動することができなくなってしまうのではと心配しています。

自衛隊は国民からの目をとても気にする組織なので、なおさらです。

 

消防団が消防車で昼食に立ち寄っただけで騒がれる時代。

ぜひ国民の皆さんには、自衛隊は飯を食べないとか、風呂に入らないということを当たり前のことだと思わないでほしいのです。

自衛官だって普通の人。

お腹も空くし、疲れだって溜まります。

 

自衛隊はいつだって「被災地の皆さんのために何が出来るか?」を全力で考える組織なので、その目的を100%力を注げるように応援して頂ければと思います。

私もOBとして、自分の立場から自衛隊を応援し続けます。