自分ではコントロールできないものに頼るリスク

自衛官の貯蓄・投資

こんばんは!

家計防衛隊長 佐々木拓也です。

 

数年前のことですが、退職金が大幅に下がったことがあります。

どれくらい下がったかというと、多い方で約400万円ほど下がりました。

40万円ではないですよ。

400万円です。

 

これは景気がなかなか改善されない中、「公務員の退職金は多すぎるんじゃないのか?」という世論に押される形で規則が改正された結果です。

 

ですから、あの時は退職年が1年違うだけで、数百万円の差が出てしまっていたのです。

学校の先生が一斉に早期退職したというニュースもありましたね。

このように退職金というのは、国の意向や世論によって支給される額は大きく変わってしまうわけです。

若年給付金の歴史

さらに自衛官の場合、若年給付金があります。

これも「いつなくなるのか・・・」という不安が常につきまとっています。

 

実は若年給付金は1990年にできた制度。

意外に若い制度なのです。

その前はどうなっていたかご存知ですか?



若年給付金ができる前がどうなっていたかというと、なんと共済年金が特例で55歳から支給されていました。

スゴイですよね。

この特例が廃止されて若年給付金に移行したわけですが、これも当時は相当な衝撃だったはず。

将来設計大崩壊ですよ。

制度は変わる前提で考える

このように、制度というのは時代とともに常に変わるもの。

それは退職金も若年給付金も同じです。

実際に退職金は400万円も減らされているのですから。

 

でも心配したって、基本的に私たちにどうすることもできませんよね。

コントロールできないこと。

国が決めたこと、組織が決めたことに従うしかないわけです。

 

退職金や若年給付金は定年後の生活の大きな戦力ではありますが、これらに100%頼り切るというのも危険です。

だからこそ、退職金等も考慮しつつ、自力で老後資金を準備していくことが大切。

いわゆる「リスク分散」ですね。

そこで、「自力で老後資金を作っていこう!」となったときに超有利なのが、確定拠出年金だったりNISAだったりするわけですね。

 

有利な制度を国で準備してくれているとうことは、逆を言えば

制度は作ったから、後は自力で頑張ってね!

というメッセージでもあります。

 

制度は揃っている。

後は上手く使いこなせるかどうかです。

これを使いこなせた人、使いこなせなかった人では、20年後30年後に大きな大きな違いになっているでしょう。

 

あなたも、確定拠出年金やNISAを使いこなして、退職金や若年給付金が減らされてもビクともしないくらいの貯蓄を準備しておきましょう!