”地震・噴火・津波”は保険が使えない!?団体傷害保険はどうなのか調べてみた

こんにちは!

家計防衛隊長 佐々木拓也です。

 

自衛隊にはいくつかの団体保険がありますが、その中でも団体傷害保険は特に良い保険です。

団体傷害保険については、以前にたっぷり解説したのでそちらをご覧頂くとして、今日は昨日の噴火に関連した部分のお話をしたいと思います。

一般の保険は”地震・津波・噴火”が免責事項!?

昨日の噴火については、残念ながら陸曹長の方が噴石により亡くなったそうです。

残念でなりません。

 

こうした噴火が原因でケガをしたり亡くなったりした場合の補償はどうなっているのでしょうか?

 

実は保険においては、”地震・噴火・津波”は免責事項になっています。

つまり、「地震・噴火・津波が原因でケガをしたり、亡くなった場合は保険金はお支払できない」ということです。

 

地震・噴火・津波が免責事項になっている理由は、多くの人が亡くなる可能性があり、そうなった場合、集めた保険料からでは補償しきれない可能性があるからです。

これは地震や津波、戦争などと同じ理由です。

 

一方で、このような条文もあります。

支払事由に該当する被保険者の数の増加がこの保険の計算の基礎に影響を及ぼすときは、当社は、疾病入院給付金、災害入院給付金、手術給付金および先進医療給付金を削減してお支払いするか、またはこれらをお支払いしない場合があります。
要約すると、「保険の想定している範囲を超えた場合は、保険金等を削減するか、お支払できない場合がある」ということです。

つまり、その時になってみないと支払われるかどうか分からない、ということですね。

 

一般の保険は「地震・噴火・津波は免責事項」になっていますが、我らが防衛省団体傷害保険はどうなっているのでしょうか?

その証拠がこちら(団体傷害保険パンフレットより)

右下のところです。

しかも、「公務中、公務外問わず」とあるので、災害派遣活動中でなくても補償してくれるのです。

その他にも、PKOや国緊隊中のケガなども、しっかりと補償してくれます。

これは心強い。

自衛官は団体傷害保険は必須!ただし・・・

私は、自衛官は「団体傷害保険への加入が必須」と考えています。

自衛官の特殊性をここまでカバーしている保険というのは、他にはありません。

 

例え民間保険等でケガに対する備えをしていたとしても、団体傷害保険には加入することをオススメしています。

民間保険ではカバーできない自衛隊の特殊な部分を、団体傷害保険がカバーしてくれるでしょう。

 

ただし一つだけ注意点があります。

いくら団体傷害保険への加入が必須だと言っても、入りすぎてはいけません。

団体傷害保険は、最大7口まで加入できますが、7口はさすがに入りすぎです。

 

団体傷害保険の1口あたりの補償額は次の通り。(個人型の場合)

団体傷害保険の補償額
・死亡保険金 310.1万円

・入院保険金 2,500円/日

・通院保険金 900円/日

(月保険料 670円/口)

これに口数を掛けた額が、得られる補償額です。

 

例えば、これに7口加入した場合の入院保険金は「2,500円/日 × 7口 = 17,500円/日」となり、月保険料は「670円 × 7口 = 4,690円」となります。

高額療養費制度等を加味すれば、入院に対する補償は「5,000円/日 〜 10,000円/日」あれば十分なので、7口は入りすぎですし保険料も高額になります。

 

私がオススメしているのは、個人型2口(5,000円/日) 〜 4口(10,000円/日)程度です。

保険料も、1,340円〜2,680円程度に収まりますので、これくらいが補償と保険料のベストバランスだと考えています。




家族型は必要か?

最後に家族型についてです。

私は団体傷害保険の家族型は、基本的に必要ないと考えています。

 

理由としては、保険料が1,450円/口と高いこと。

そして、自衛官本人以外のケガに対するリスクはさほど高くなく、一般の保険に個別に加入した方が良いと考えているからです。

 

団体傷害保険は、あくまでも”ケガ”にのみ効果のある保険です。

病気には一切効果はありません。

 

よって、ケガのリスクがそう高くない奥さんやお子さんの場合、病気とケガの両方で使える保険に加入したほうがコスパは良いでしょう。

日常生活におけるケガであれば、一般の保険で十分に対応できます。

 

保険は手厚いほうが良いに決まっています。

口数は多いのほうが良いのは当然です。

しかし限られた収入の中でやりくりするわけですから、すべてに全力でお金をかけるわけにはいきませんよね。

 

だからこそ、自分たちの中で本当に優先すべきことはなんなのか?

どの保険にお金をかけるべきか?

しっかりと優先順位をつけて加入しましょう。

 

優先順位さえ付けることができれば、加入すべき保険、減らすべき保険は自ずと見えてきます。

 

さて、今回は団体傷害保険の”お支払しない場合”に焦点を当ててお話しました。

自衛官の保険の見直しは、今回のようなところまでシッカリと考慮して行ってください。。

保険料のことしか考えていなかったり、団体保険のメリットを活かせない見直し方をしてしまうと、イザという時に自分も家族も守ることができなくなってしまいます。

 

団体傷害保険の全般を知りたい方は、こちらでガッチリ解説していますので、ぜひ御覧ください。

ぜひ、保険の見直しの参考にして下さいね^^