近所の裏山?富士山?あなたが登りたいのはどっち?

お金との上手な付き合い方

おはようございます!

家計防衛隊長 佐々木拓也です。

 

私は年間隊員さんとの最初のご相談の時に、必ずする質問があります。

それは・・・

「なんのために貯蓄したいのですか?」

 

一見何の変哲もない質問に思えますが、実はこの質問がかなり大事です。

多くの方が抜け落ちてしまっている視点

ココからは、少し実際の会話を再現してみたいと思います。

私「何のために貯蓄したいのですか?」

相談者さん(以下、相)「老後資金と子供の教育資金を貯めたいです。」

私「そのために今準備しているものはありますか?」

相「学資保険と貯蓄性のある終身保険に加入しています。」

私「それでいくら準備できる予定ですか?」

相「学資保険は子どもが18歳の時に75万円、19〜22歳は1年ごとに25万円出ます。」

私「その保険に加入する時、保険屋さんは大学費用がどれくらいかかるかなどの具体的なお話しはありましたか?」

相「いや・・・そういった話はなかったと思います。」

 

教育資金でも老後のための貯蓄でも、多くの方が抜けてしまっている重要な視点があります。

それは「自分はあと何年でいくら貯めたいのか?」という視点です。

いわゆる”目標設定”ですね。



目標は見えているか?

先程の会話で言えば、本来学資保険に入る場合は「いつまでにいくら貯めたいか?」という目標設定がまずあるはずです。

いや、なければおかしいのです。

 

例えば

「子どもが18歳なる16年後までに、国公立大学の学費300万円を貯めたい!」

みたいな感じですね。

 

一口に教育資金とは言っても、教育方針によって目標は変わってきます。

今の水準で言えば、入学金と毎年の学費を併せた額は・・・

国公立 約300万円

私立文系 約500万円

私立理系 約600万円

私立医科系 約2000万円

 

大学の学費だけとっても、これだけの差があります。

この中のどれを目標に貯蓄していくのかを決めずに学資保険などに加入するのは、山の高さも地形も知らずに登り始めるようなもの。

 

そうすると将来どうなるか?

「200万円くらいあれば足りると思ったら、全然足りなかった・・・」

となりますね。

 

これは

「近所の裏山くらいだと思って登り始めたら、実は富士山だった!」

みたいな感じで、山頂に辿り着けないばかりか、下手すれば遭難します。

気付いたときには時すでに遅しです。

投資でも保険でも、手を出す前にまず決めるべきこと

ですから教育資金でも老後資金でも 、「貯蓄を増やそう!」と思った時にまず一番最初に決めるべきは・・・

「自分はどの山に登りたいのか?」

ということ。

そこが最初にやるべきことであり、一番重要なところです。

 

投資も保険も、目標を達成するための「手段の1つ」でしかありません。

逆に言えば、達成すべき目標がわからない状態では、手段は選びようがありません。

 

だから私は、年間隊員さんの一番最初のご相談の時にこう聞くのです。

「なんのために貯蓄したいのですか?」

ここさえハッキリすれば、後はその山を登るのにふさわしい装備を整えて登るだけです。

目指す目標がハッキリすれば、気持ちもスッキリ!!

先日初回のご相談だった年間隊員のKさんから、ご感想を紹介します。

本日は有難うございました。

初回から考えさせられるお話を聞けて良かったです。

 

老後の生活費や教育費は漠然と考えていてはダメなんですね。

しっかりした目標をおかないと貯まるものもたまりませんね。

目指す目標がハッキリして気持ちもスッキリしました。

 

今後はどうすれば目標が達成できるかを佐々木さんと楽しみながら考えていけたらと思います。

苦しい思いをして貯めるのではなく、楽しみながら(生活を犠牲にすることなく)貯めていけたらと思います。

ご指導宜しくお願いします。。

 

そう、目指すべきところが分かれば、それだけで将来への不安はかなり解消されます。

みんな目標が見えていないから不安なんですね。

 

まずは自分がどの登ろうとしている山はどこなのか?どんな山なのか?

ここを明確にするところから始めましょう!

そこが貯蓄を始めるときの、大事な大事な第一歩です。

 

あなたが登ろうとしている山は『近所の裏山』ですか?

それとも『富士山』ですか?

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ABOUT US

家計防衛隊長
元陸上自衛官にして、日本唯一の自衛官専門ファイナンシャルプランナー。金融機関とは一切関わりのない完全独立型FP。 好きなテーマは、保険の見直しとiDeCoをNISAを活用したインデックス投資。 趣味はデュエマ。 好きなアニメは『魔法少女まどか☆マギカ』でマミさん推し。 男女女の三児の父。