こんばんは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
あなたの回りでiDeCoを始めている人はいますか?
自衛隊にはなかなか浸透しないようで、書類を出しに行くと「◯◯さんが、駐屯地ではじめてです。」と言われることも多いそうですよ(笑)
投資の世界では珍しく、ほぼ得しかないこの制度を使わないことは実にもったいないこと。
それがどれくらいもったいないことなのか、今日はちょっとシミュレーションしてみましょうか。
30歳自衛官がiDeCoを始めたら・・・
例えば、30歳の方が毎月12,000円(満額)を定年の54歳まで積み立てたとしましょう。
12,000円を24年間積み立てると、元本は345,6万円です。
さて、ここからどれくらい増えるでしょうか?
これが年平均4%でお金が増えていくとすると、574.9万円になります。
なんとプラス229.3万円(約66%増)です。
これがもし年平均5%で増えてくれれば、658.1万円になってくれます。
プラス312,5万円(約90%増)です。
上手く運用できれば毎月12,000円の積み立てで、これくらいお金が増えてくれる可能性があるわけです。
これをもし定積と同じ利率(0.99%)で積み立てたとすると、約390万円になります。
プラス44.4万円(約13%増)。
銀行預金(0.001%)で積み立てたとすると、345.64万円になります。
プラス410円(0.0001%増)!
24年積み立てて410円!?目を疑いますよね。
iDeCoで積み立てるだけで、こんなにも差が出ます。
しかも、差はコレだけはありません。
超強力な所得控除
iDeCoで積み立てた場合、それが全額”所得控除”の対象となります。
つまり税金が安くなって、年末調整で還付されるのですね。
どれくらい返ってくるかというと、一番ポピュラーな所得税率が20%の方の場合・・・
所得税と地方税合わせて、毎年43,200円も税金が戻ってきます。
それが確定拠出年金を積み立てている間、毎年還付されるのです。
つまり、30歳から54歳まで積み立てた場合・・・
43,200円 ✕ 24年間 = 1,036,800円
なんと、総額約103万円も還付されることになるのです。
投資自体のプラスは不確定要素ではありますが、この税金の還付は確定です。
つまり、毎年14.4万円の貯蓄をして4万円以上の利子がつくのと同じことなのですよ。
これって、もの凄いことだと思いませんか?
つまり、30歳から運用始めた人と始めなかった人では、定年の時には
運用でプラス229.3万円(4%運用の場合)+ 節税効果103万円の合わせて、332万円
もの貯蓄の差が出てしまうのです。
これくらいのメリットがあるのだから、学んで見る価値があると思いませんか?
一緒にiDeCoをスタートしましょう!
コメント