保険を見直しただけで年30万円以上も節約できて、教育資金問題も解決した話

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おはようございます。家計防衛隊長 佐々木拓也です。

今日はプレミアム年間隊員Kさんの保険の見直し事例を紹介しますね。

保険を見直しただけで年30万円以上も節約できて、教育資金も解決してしまった良い事例です。

目次

月の保険料が2万円を超えていると、必ず見直す余地がある

40代のKさん(旦那さんが空自)は、

「保険にお金が払いすぎなような気がするけど、見直し方が分からない。教育資金や老後資金も貯めたいけど、余裕がない」

と不安だらけのご様子。

そんなKさんの保険を見てみると、団体生命保険はもちろん満口、団体傷害保険や防生協も加入中。

さらに、民間保険でも医療保険、お葬式代としての終身保険、子どもの学資代わりのドル建て終身生命保険。

さらに、1990年くらいから加入している1500万円の終身生命保険。

トータルで毎月5万円近くの保険料を払っています。

私の中で「月の保険料が2万円を超えていると、どこかに必ず見直せるところがある。」と判断します。

これは、今まで多くの自衛官の保険の見直しをしてきた経験則です。

Kさんから保険料を聞いた時に「これは見直しがいがあるので、楽しみにしておいて下さいね^^」とお伝えしました。

まずは現状確認

まずKさんの旦那さんにどれくらいの生命保険がかかっているかを確認してみると・・・

病気で亡くなった場合6500万円、ケガでなくなった場合1億円もの保険がかかっていました。

で、これが多いのか少ないのかを判断するために、必要保障を一緒に計算してみました。

ちなみにこういうワークシートです。

↓こっちで支出を計算して・・・

↓こっちで収入を計算して差し引きするだけ。

↓途中で死亡退職金の計算も。このワークシートを使えば簡単に出てきます。

こんな感じで計算していった結果、旦那さんにかけるべき生命保険の額は「2000万円”もあれば十分」という結果に。

2000万円というと、団体生命保険で言えば35口(3500円分)くらいです。

さて、振り返って旦那さんに現在かかっている生命保険の額はいくらだったでしょうか?

団体生命保険や傷害保険、防生協合わせると・・・

病気で亡くなった場合6500万円、ケガで亡くなった場合1億円でしたね。

必要な額は2000万円。

現実は6500万円〜1億円。

さぁ、毎月どれだけ余計な保険料を払っているのでしょうね。

さらにお葬式代として、旦那さんが300万円分(月保険料 約9500円)。

Kさんご自身が200万円(月保険料 7500円)。

夫婦合わせて月保険料 17,000円。

お葬式代をわざわざこんなに高額な保険料を払ってまで、保険で準備する必要性はあるのでしょうか?

死亡退職金を計算してみると・・・

しかもKさんの場合、旦那さんが亡くなると死亡退職金として1100万円(!)が自衛隊から支給されることも判明しました。

ここからお葬式代を賄えばいいのでは?

ここで保険料を節約した分を確定拠出年金などに回せば、老後を迎えるまでにお葬式代くらい準備できます。

「あ、これも必要ないですね。辞めます(笑)」

これで更に17,000円の保険料が節約できましたね。

そんなわけで、団体生命保険の見直しで6,500円、お葬式代の生命保険で17,000円、合わせて月23,500円も自由に使えるお金が増えました。

自由に使えるお金が23,500円増えるということは、それだけお給料が上がるのと同じ。

毎年の昇給額が6,000円くらいですから、約4年分の給料が上がったのと同じことです。

これってスゴイことだと思いませんか?

さらに発見、お宝保険!!

さらにさらに!

Kさんが、1990年からずーっと加入していた1500万円の終身生命保険が、なんと予定利率5.5%の”超お宝保険”だったのです。

今の予定利率が1%(春からさらに下がります)なので、ざっと5倍以上の利率がついています。

1500万円の生命保険を受け取るのに、払う保険料の総額は500万円弱。

もう今じゃありえません。

これがタイミングが良いことに、お子さんが大学入学の前に満期を迎えるので、その頃に解約すれば教育資金も無問題なんじゃ?

満期から数年待てば500万円以上にはなると見積もられます。

「解約金がどれくらい貰えるか、保険会社に確認してみます!」とKさん。

もし解約金で教育資金はOKとなれば、この保険だけ満期まで頑張れば良いことになり、学資保険代わりのドル建て生命保険も不要となります。

これまた1万円以上の保険料を節約できることになるので、団体生命保険などと合わせて3万円以上の節約ですね。

知らないって本当に損なこと

保険を見直しただけで月3万円、年間36万円以上も自由なるお金が増えて、教育資金の悩みもアッサリ解決の可能性。

やったことと言えば、ワークシートで必要保障額の計算をしただけ。

あー、もう年間隊員の年会費の元は取れましたね(笑)

「知らないって本当に損なことなんですね〜」

Kさんもあまりの成果に、喜びを隠しきれないご様子。

後は保険の見直しで自由になった3万円以上のお金を、確定拠出年金や積立投資信託に回したら、老後への備えもバッチリですね。

いやー面白い!

この仕事、これが楽しいんです^^

Kさんが言うとおり、お金のことは知らなければ損だし、逆に知れば知るほどプラスになります。

お金のことを学ぶって、本当に楽しいですね^^

あなたもお金のことを楽しく学びながら、Kさんのようになりませんか?

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