こんばんは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
皆さん気になる定年の退職金。
このブログも検索ワードの上位には必ず”退職金”がランクインしています。
噂には聞くけれど、実際のところどれくらいなの?と思ったことはありませんか?
そんなわけで今日は、定年退職金の計算をしてみたいと思います。
自衛官の定年退職金を計算してみた!
退職金の計算に必要なのは、次の4つの項目です。
① 退職時の階級
② 退職時の俸給
③ 勤続年数
④ 任満金を受け取った回数
これさえ分かれば、計算は意外に簡単です。
まず、退職金は2つに分けて計算します。
① 基本額 = 退職時の俸給 × 勤続年数に応じた支給率
② 階級に応じた調整額 = 調整月額 × 60月
試しに計算してみましょう。
① 基本額:¥420,000 × 47.709 = ¥21,339,780(約2134万円)
② 調整額:¥21,700 × 60 = ¥1,302,000(約130万円)
③ 退職金=約2264万円
(H30.4現在)
となります。
何より大切なのは・・・
いかがでしょうか?予想より多いですか?少ないですか?
数年前に定年を迎えた方に比べると、残念ながらかなり少なくなっているはずです。
でも、この退職金は皆さんが頑張って勤め上げた証です。
誇りをもって受け取って、意味のある使い方をして欲しいと思います。
何より大切なのは「明確な金額を知り、少しでも早く行動する」ことです。
もし退職金の額が定年後の生活を支えるには厳しい額だったとしても、明確な金額さえ分かってしまえば対策はいくらでも立てられます。
幸いにも今はiDeCoやNISAなど、お金を育て増やしていく手段が充実しています。
これらの手段を上手に活かせれば、定年後もお金の心配をせずに安心安定した生活を送れる可能性が飛躍的に高まるでしょう。
少しでも貯蓄や投資に回すために、家計や保険を見直すことが必要になってきます。
保険も投資も貯蓄も、お金のことは全てつながっています。
保険だけで考えても、投資だけで考えてもダメなのです。
全てをトータルで考えて初めて、あなたにとって最良のお金との付き合い方が見えてきます。
ですから「将来のためにお金のことを真剣に考えたい!」という方は、保険と投資の両方に精通している方に相談することをオススメします。
1日でも早くスタートしよう!
大切なことなので繰り返しますね。
何より大切なのは「明確な金額を知り、少しでも早く行動する」ことです。
オススメの流れとしては・・・
① まずは家計と保険を見直す(※ 保険は団体保険と民間保険のバランスが大切)
↓
② それを元手に『iDeCo』や『NISA』による積立投資をスタート。(※ 共済貯金との役割分担が大切)
1日でも早くスタートすれば、その分ラクに将来のための準備ができます。
さぁ!自分のため、何より家族のためにも今すぐ行動を始めましょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして。自衛官の保険について、自衛隊を退職したら団体保険等は解約になるのでしょうか?それに備えて民間の保険に入ってみたのですが、保険料は団体の方が格段に安い。。どのようにされているかアドバイスを頂けたらと思います。
はじめまして。自衛隊を退職したら基本的には団体保険は解約になります。退職後に継続加入できるものもありますが、内容と保険料が微妙なのであまりオススメはしていません。
どのような形で保険に加入すべきかは、家族構成や貯蓄額、iDeCo等を取り入れるかなどによって総合的に見てアドバイスさせていただいています。
人それぞれ違いますので、一概にコレとは言えません。