こんばんは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
先日のプレミアム隊員さんの保険の見直し相談。
その結果がすごかったのでシェアしますね。
どんな風にすごかったのかという結論から言いますね。
月34,000円、年間40万円以上も節約できました。
さて、どんな風に見直したらそんな結果になるのか?
一緒に見ていきましょう!
年間40万円以上節約した見直し法
本日ご相談だったTさんは、月に約5万円の保険料を支払っていました。
内訳は、団体保険が約2万円、民間保険が約3万円です。
この中で保険料に占める割合が最も高かったのが、生命保険。
団体生命保険が10,800円(夫80口+妻28口)。
民間保険が24,000円ほどでした。
保障額は、夫が6000万円、妻が約2000万円となっていました。
※ 病気でなくなった場合
さて、これがTさんにとって多いのか少ないのか、それともちょうどいいのか?
数字だけ見ても判断できませんよね。
そこで、今現在のTさんにどれくらいの保障が必要なのかを一緒に計算してみました。
計算の結果、Tさんの旦那さんに今必要な保障額は、3000万円であることが分かりました。
「3000万円あれば、万が一のときも大丈夫!」
この基準ができてから、改めて旦那さんの今現在の保障額を振り返ってみると・・・
6000万円!
これで今現在が多いのか少ないのかが分かりましたね。
必要な3000万円を団体生命保険でカバーしようとすると、必要な口数はちょうど50口。
今加入しているのが80口なので、この時点で30口減らせます。
『お葬式代を終身保険で準備する』のは正しいのか?
さらに、Tさんは民間の終身生命保険にも加入していました。
旦那さんは、800万円の保障を約月17,000円で。
Tさんご自身は、300万円の保障を月7,000円弱で。
「これはどんな役割で入ったのですか?」
と伺うと、
「お葬式代などです」
とお答えくださいました。
ここで私から一つの提案をしました。
「お葬式代は団体生命保険でカバーしましょう!」と。
もちろんTさんからは、
「そうすると、定年後に保障がなくなってしまうのですが大丈夫でしょうか?」
と返ってきました。
当然ですよね(笑)
でも、考えてみて下さい。
お葬式代の全国平均額は200万円ほど。
Tさんご夫妻は30代前半。
これなら、今からiDeCoやNISAなどを活用して効率よく貯蓄を増やしていけば、定年までには余裕で準備できますよね。
なんたって、家計防衛隊のテーマは「老後資金3000万円をラクにのんびり準備する」ですから。
それ加えて、退職金や若年給付金もあるので、わざわざ高い保険料を払ってまで準備する必要なんてないんです。
お葬式代は、現役のうちは団体生命保険に含めて考える。
合わせて、定年後にお葬式をまかなえるように、今からiDeCoやNISAを活用して貯蓄を効率よく増やしていく。
こう考えると、Tさんが民間の生命保険に払っていた月々約24,000円の保険料もゼロにすることができます。
団体生命保険以外の団体保険も見直した結果、そちらも約月1万円ちょっと節約できる見込みとなりました。
合わせて、約34,000円もの保険料が節約できることとなります。
ムダな保険は減給と同じ
月34,000円も自由になるお金が増えるということは、一気に5〜6年分昇給したのと同じ効果。
年間で言えば、40万円以上も手取りが増える計算になります。
ボーナスが一回多くなったようなものですね(笑)
逆に言えば、今まではそれだけ自分自身でお給料を減らすのと同じことをしていたわけです。
Tさんも、
「今までどれだけムダな保険料を払ってきたんだろう・・・」
と愕然としていましたが、
「でも、いま気づけて良かったです!」
と明るい声で仰っていました。
後は旦那さんとお話して、実際に行動していくことになりますが、これが実現したら家計は劇的に改善します。
Tさんは、これでiDeCoやNISAの積み立て、お子さんの教育資金の積み立てをしていくそうですよ^^
夢が広がりますね〜。
月34,000円も自由になるお金が増えたら、あなたならどうしますか?
給与が劇的に増えない自衛官だからこそ
自衛官は、公務員は給料が劇的に増えるということはありません。
だからこそムダを極力排除して、効率よく貯蓄を増やしていくという戦略が重要になってきます。
特に自衛官は保険にムダなお金を払っている方が本当に多いので、ぜひ保険を見直していただければと思います。
iDeCoもNISAも、まずは保険を見直すことが先決。
保険を見直さずに始めても、それは穴の開いたバケツに水を貯めようとするようなもの。
まずはその穴を塞ぎましょうね。
保険料が月2万円以上の方は、大いに見直すが価値があります。
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