こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
皆さんが「子供のため」と加入している学資保険は、ちゃんと貯金ができていますか?
しっかり把握しておかないと、「貯めているつもりが大損しているなんてこともありえるのが学資保険。
そんなわけで今日は、”3分でできる!学資保険の損得判定法”をお伝えしますね。
電卓を用意して、早速始めましょう。
学資保険の損得判定法 3ステップ
やることはたった3ステップ。
① 総額いくら支払うのか?を計算すること。
② 総額いくらもらえるのか?を計算すること
③ どっちが多いのか比べる
これだけです。単純でしょ?だけど、やってない人が多いんですね。
実際に計算してみよう!
それでは実際に計算してみましょう。あなたもぜひ電卓をはじいてみて下さいね。
まず、月の保険料が”1万円”の学資保険に加入していたとします。
払込期間は、0歳から18歳までの18年間にしましょう。
これで、 トータルどれくらいの保険料を支払うかを計算できますね。
1万円 × 12ヶ月 × 18年 = 216万円
ですからこの場合、戻ってくる金額が216万円”以上”なのか”以下”なのかが損得の基準になります。
実例を出すと、216万円払うのに戻って来るお金がトータル160万円という方がいらっしゃいました。
そうなると、56万円のマイナスという結果になりますよね。
これはパーセンテージにすると・・・
160万円 ÷ 216万円 = 返戻率 74.1%
貯金のつもりで増えて戻ってくるはずが、支払った額の約1/4は保険料に消えてしまいました。
なんてこったい・・・
実は結構ある事例
いかがでしょうか?
貯金しているつもりが、実は大損ってことは普通にあることなのです。
しかも数十万円単位で損しているケースも少なくありません。
何事も鵜呑みにするのではなく、自分自身で確認することが大切です。
ただし、もし「損だった!」ということが分かったとしても、いきなり解約はしないで下さい。
そういうときこそ大切なお子さんの将来のために、落ち着いて作戦を練り直しましょう。
きっと道は開けます^^
というわけで今日は、”3分でできる!学資保険の損得判定法”をお伝えしました。
もう加入している方は、一度自分で電卓を弾いて確認を。
検討中の方は、あらかじめ見積もりをとって自分で計算し、納得してから加入しましょう。
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