おはようございます!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
今日は自衛官のお引越しのお話。
転属シーズンの3月、8月が近づいてくると、「誰が転属らしい・・・」「そろそろ俺かな・・・」なんて、転属の予感やウワサがチラホラ出てくる頃でもあります。
ある程度転属が決まっている方は、そろそろ引っ越しなどを見越して動き始めてもいい頃かもしれません。
以前、引越しにまつわるこのような質問を頂きました。同じような悩みを持っている方もいらっしゃると思うので、シェアしますね。
官舎か民間アパートか
自衛官の妻です。
今度初めての異動になるのですが、「官舎の空きがわからない」と言われ民間アパートを借りるかどうか悩んでます。
こういった場合、官舎と民間のアパートのどちらがいいのでしょうか?
初めての引っ越しって、不安ですよね。私も今まで引っ越しを伴う異動は2度経験しているので、その気持ちはよーーーく分かります。
官舎から官舎への引越も、官舎から民間アパートの引っ越しも両方経験しています。
ちなみにこの駐屯地異動歴はこんな。
① 郡山駐屯地(福島)→ 多賀城駐屯地(宮城)
② 多賀城駐屯地(宮城)→ 神町駐屯地(山形)
官舎への引っ越しで一番困ること
官舎への引っ越しで一番困るのは、入れるのかどうかギリギリまで分からないということ。
まさに質問者さんと同じ状況ですね。
私も「郡山→多賀城」の転属の時は「官舎→官舎」の引っ越しだったのですが、入居できることが確定したのが引っ越しの一週間前です(笑)
このタイミングで入れなかったら、そこからアパート探しという最悪の展開になるところでした。
それに懲りて、2度目の転属のときは最初から民間のアパートを探しました。
最初から決めておくと楽
最初から民間のアパートと決めておけば、自分のペースでかなり早い段階からリサーチできるので、とても気が楽。
引越し屋さんとの交渉もかなり早い段階からできるので、「見積もりもらうだけで大変!」という状況にはなりにくいです。
また民間のアパートであれば、住居手当が最大2.7万円まで出ます。
ということは、家賃5万円台のアパートであれば実質負担2万円台で民間のアパートを借りられることになります。
官舎の家賃も昔ほど安くはないですから、地方であれば思っているほどの家賃差はないのではないでしょうか。
官舎→民間アパートの場合の注意点
ただ1点だけ、官舎から民間のアパートへの引越しを選択した場合の注意点があります。
それは、”官舎を出るときの整備費用”と”引越し先のアパートの敷金礼金”が同時に発生するということ。
官舎は入居するときは敷金等はありませんが、退去する時に整備費用を請求されます。
住んだ年数やタイミングで金額は大きく変わるので一概にいくらとは言えませんが、私が官舎から出た時は10万円くらいかかったと記憶しています。
逆に民間のアパートは入居する時に敷金等を請求されますので、「官舎→民間アパート」の場合はここがカブるんですね。
それさえ抜かせば、民間のアパートのほうが間取りも選べますし官舎より人間関係が気楽なので、私は民間のアパートのほうが好きでした。
隊長の結論
そんな訳で、官舎に入れるかどうか分からない状態でモヤモヤしているくらいなら、さっさと民間のアパートと決めて動いてしまった方が楽。
というのが、官舎も民間のアパートも両方経験した私の意見です。
迷っている方は参考にして頂ければと思います。
特に3月異動は世の中で一番引っ越しが多い時期。
物件も引越し業者も競争率激高なので、なるべく早めに動き出すことをオススメします!
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