こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
11/1からSBI証券のiDeCoに”セレクトプラン”という新しいプランが登場しました。
従来のプランは”オリジナルプラン”という名称になり、SBI証券のiDeCoは始める際に2つのプランから選択することになります。
果たして、SBI証券のセレクトプランは楽天証券から乗り換えるほどの価値があるのかどうか?徹底検証しました!
信託報酬の差はどれくらいなのか?
セレクトプランには、信託報酬最安の”eMaxisSlimシリーズ”が導入されたことで他社のiDeCoと比べて優位なポジションを獲得しました。
私が推している楽天証券のiDeCoよりも信託報酬では優位です。
では、信託報酬の差はどれくらいなのか?
SBIセレクトプラン、オリジナルプラン、楽天iDeCoの3つを比較したものを表にまとめました。
ちょっと細かくて申し訳ないのですが、上からSBIセレクトプラン、SBIオリジナルプラン、楽天証券の順にまとめてあります。
今回ピックアップした資産クラスは4つ。
・国内債券
・国内株式
・先進国株式
・新興国株式
本当はもっとたくさん種類があるのですが、私が基本としている資産配分に使用する資産クラスのみをピックアップしました。
一番信託報酬が低いのはSBIセレクトプランですが、どの資産クラスも0.01%の世界での争いとなっています。
資産配分毎に計算しても0.1%〜0.2%程度の差ですから、ほとんど差がないと言ってもいいでしょう。
乗り換える手間とコスト
さて、この差を大きいと見るかどうか・・・
もしこの差が「大きい」と感じ、セレクトプランに移行するとしましょう。
その場合はどれくらいの手間とコストがかかるのか、SBI証券のHPにはこのような注意書きがあります。
プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を当社任意のタイミングで全売却し、現金化した上で資産の移換を行います。資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。
今まで積み立てられてきた投資信託が一度現金化された上に、移行期間の2〜3ヶ月は積立もできない状態が続く・・・
これはすでにSBI証券でiDeCoを始めている方がセレクトプランに移行する場合の注意書きですが、証券会社を移行するに等しいくらいの手間がかかることを意味しています。
他の金融機関から移行する場合は、この手間に加え『移換・運営管理機関変更時手数料』として4,320円かかります。
信託報酬0.1%の差をどう考える?
というわけで、ここまでSBI証券のセレクトプランに乗り換える価値はあるか?について検証してきました。
ここまで検証結果を見てきて、あなたはどう感じたでしょうか。
この差を大きいと感じたなら乗り換えるべきですし、手間とコストが釣り合わないと感じたならそのままでもOKです。
私は「この程度の差であれば乗り換えるまでもない」という結論に至りました。
私は今のまま楽天iDeCoによる積み立てを続けたいと思います。
それでは家計防衛隊長 佐々木拓也でした。
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