自分史最高のバリカンと出会った

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私はボウズ頭なので、自前のバリカンで散髪している。

今使っているバリカンは今年の初め頃に正月のセールか何かで3,000円弱くらいで購入したものだが、これがまぁ切れない。

まるで髪の毛を引っこ抜かれているかのような感じで、かなり不快である。私の散髪は一月に一回程度であるが、それすらも億劫になるくらい不快。

ボウズ頭は維持が重要。散髪直後は清潔感抜群であっても、ちょっとでも放置すると逆に不潔感マックスになる。意外にデリケートな髪型なのだ。

それなのにバリカンが切れないせいで散髪のサイクルが伸び伸びになってしまうと、見た目の清潔感的にも精神衛生的にも良くない。よって、思い切って買い替えることとした。

結論から言うと、自分史上最高のバリカンと出会うことができた。よって、今日はそのバリカンに出会うまでの顛末を書きたいと思う。

目次

バリカンに求める3つの条件

買い替えるにあたって、私が求める条件は下記の通り。

① 長さ3mm以下に設定できる。
② 長さ調整がガッチリしている、
③ 給電しながら使える。

切れ味は当然のこととして、上記3点を求めるには理由がある。一つ一つ説明する。

① 長さ3mm以下に設定できる。

坊主頭はmm単位の勝負である。私が自分で刈る時は主に3mmで、暑い時期等よりさっぱりしたい時は2mmで刈る。この1mmの差が意外に大きのだ。

長さ調整のタイプは主に2つ。

① 「アダプタを変えることで長さを変える」タイプ
② 「ダイヤル的なもので長さを変える」タイプ

アダプタ式のメリットは、意図しない長さの変更が発生しない点(これについては後述する)。逆にmm単位の細かい設定ができないのがデメリット。

ダイヤル式のメリットは、mm単位の長さ設定ができること。デメリットは、意図しない長さの変更が発生するリスクがある点。

商品によっては上記2つの組み合わせでより細かく設定でき色々な髪型をしたい方にはいい機能だと思うが、私は3mmか2mmの2択なので、どこまで短く設定できるのかが重要。

その観点から見てみると、アダプタ式の場合は最短3mmの場合が多く細かい設定は難しい商品が多い。

ダイヤル式は最初にも言った通り最短1mmから1mm単位で設定できるものが多いので、ダイヤル式が好ましいということになってくる。

ではダイヤル式で確定かというと、ダイヤル式にはダイヤル式の見逃せないデメリットがある。それが私の求める2つ目の条件である。

② 長さ調整がガッチリしている

私が使用していたバリカンの先々代がダイヤル式だった。1mmからmm単位で設定できる機構に感激したものだが、使い始めてすぐにデメリットに気づいた。

それが、散髪中にダイヤルが動いてしまって、意図しない長さになってしまうことだった。

例えば、「3mmに設定して刈り始めたのに、途中でダイヤルに触れてしまったのか設定が1mmに変わっていた」みたいな事態。途中で気づいたものの短い方に合わせる他なく、意図せず1mmの坊主頭になってしまったということが何度もあった。

このせいで、「少し刈ってはダイヤルを確認し…」という作業が発生し、とてもストレスを感じていた。

これはダイヤルが触れやすい位置にあること、ダイヤルに固さがないことが原因である。せめてロック機構があれば良かったのだが…。

この経験から、「長さ調整のダイヤルが変わりにくいこと」が私にとって重要なポイントとなった。

どうせ頻繁に変えるわけでないので、硬いくらいがちょうど良いと思っている。意図しない長さの変更は、本当にがっかりするから。

③ 給電しながら使える

バッテリーのみでも当初は良いとは思うのだが、バッテリーは消耗品故に徐々に弱くなる。

だから、電源アダプタを接続し給電しながら使用できるタイプであれば、多少バッテリーがヘタってきても使えるので耐用年数が伸びると考えている。

また、バッテリーだとパワーが弱いという個人的な偏見もあり、給電しながら使えるタイプが好みである。

辿り着いたバリカン

以上の条件で探して、たどり着いたのがこちら。

クリックするとAmazonの商品ページに遷移します。

当初は評判上々のパナソニック製品に目をつけていたのだが、3つの条件を満たすものがなかなか見つからず。条件③を妥協して「これなら…」と思ったものも1ヶ月待ちだったことで断念。

そこから改めて探してようやく辿り着いたのが上記の商品であった。

結論から言おう。

最高だった…

まずよく切れる。条件3つを満たしていれば、「普通に切れればいいや」くらいに思っていたのだが、完全に別次元の切れ味であった。

力を入れなくても頭をすべらせていくだけで切れる。まさに「一度歯を入れたら、ギコギコしないでスーッと切れる」感じ。とにかくノンストレス。

比較するならば、鎌と刈払機くらいの差。今までのは何だったんだ…と愕然としたくらい。

長さ調整は1mmから0.25mm単位で可能。ダイヤル式ではあるがガッチリした作りで、散髪中に意図せずに長さが変わる心配はなさそうである。少なくとも先々代に比べれば圧倒的な安心感。

簡単には変わらないが固すぎでもない、程よい切替感

なお、2mmまではアダプタ無しで調整可。3mm以上はアダプタを使用しての調整となる。アダプタも豊富に付属しており多様な長さに対応できるものと思われる。私は3mm以外使わないが…。

約3mm毎に8つのアダプターが付属していた

電源は、バッテリーとアダプタの両方が利用可能。しかもバッテリーの持ちはなんと240分!

Amazonでざっと調べてみると40分くらいの製品が多いようなので、それらに比べれば驚異的な電池持ちではある。そんなに長時間使うものでもないが、多少充電を忘れてても大丈夫なのは心強い。

しかも充電スタンド付きでスタイリッシュな佇まい。多くのバリカンはお尻に充電器さしてゴロンと寝かしておく感じで不格好。これもお気に入りポイント。

まぁまぁ高級感のある佇まいもお気に入り

今年のベストバイ

というわけで、価格・性能のバランスに優れた自分史上最高のバリカンと出会った。

間違いなく今年のベストバイである(4/7時点)。

これだけの商品が1万円台前半。しかも、私が本商品に辿り着いた時はタイムセール実施中で25%OFFで1万円を切っていた。本当にいい買い物をしたと思う。

床屋さんが1回5,000円弱かかることを考えれば、2回分くらいで元が取れる計算である。

まだ使い始めたばかりで耐久性は未確認であるが、ファーストインプレッションは大満足。

何でもそうであるが「買うなら最初からある程度良いものを買った方がいい」ということを、改めて認識した。安物買いはやっぱり銭失いなのである。

もし自前のバリカンでセルフカットしているという方で5千円以下のものしか使ったことのない方は、ぜひこのバリカンを試してみてほしい。ホント感動できるから。

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