”パトラン”という活動に参加してみた

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「パトラン」という活動がある。

おそらくは「パトロールランニング」の略だろう。走りながら子供達の見守りやゴミ拾いをするというボランティア活動である。

中学校のPTA活動で仲良くして頂いているUさんに何度か誘われていたのだが、こういうのは一度足を踏み入れると抜けられなくなるのが嫌で断っていた。

しかし、何度もお誘い頂いていよいよ断りきれなくなったこと。新年度で「新しいことに挑戦してみようかな」という気持ちに丁度なっていたこともあり、ついに参加の運びとなった。

とは言え、元来人見知りの私は一人で参加するのが不安だったため子供達にも声を掛けた。「お菓子を買ってくれるなら」という条件で、新中1の末娘が参加してくれることに。ありがたや。

こうして準備は整った。あとは朝起きて現場に向かうだけである。あるが、「朝起きれるかどうか」が最初にして最大の難関である。

複数の目覚ましをかけて就寝。その時すでに深夜1時過ぎであった…。

目次

パトラン当日

目覚ましが鳴った。時計は朝の6時。二度寝することなく起床。最大の難関をクリア。

娘を起こして集合場所に向かう。

7時、東根市内某所の集合場所に到着。春らしい爽やかな日和に少しずつテンションが上ってきた。

私のような初めての方も何組かいらっしゃって、総勢11名でのパトランとなった。まずは自己紹介からスタート。多種多様な参加者の方々。思いもモチベも様々。

中には「パトランに正式に所属しているわけではないが、毎回参加している」という方もおられた。少し安心。これくらいのゆるさが私にはちょうどいい。

娘と同じ新中1の子も何人か参加していた。入学式が終わったばかりなので、新しい友達ができるきっかけとなれば嬉しい。

本題のパトランは7時過ぎにスタートして、ゴミ拾いをしながらゆっくりと走り8時半に終了。約1時間半のラン、走行距離は約5kmほどだった。

娘も同級生と少しずつ話せるようになっていった。それと比例するように、ゴミも積極的に拾うようになっていった。いいぞ娘氏!

ゴミ袋をぶら下げながら走っている
右側の上が白の坊主頭が私
意外にたくさん落ちているものだ

最初はドキドキしていた私も、早朝かつ晴天の気持ち良い空気の中で気持ちも開放的に。いつの間にか他の参加者の方ともワイワイ話せるようになっていた。

年齢も立場も超えて、同じ目的を持って活動する。これがとても心地よかった。

拾ったゴミの総重量は…

みんなで拾ったゴミの総重量は3kg超。

ちょっと走っただけで3kg以上のゴミを回収

いつもは車移動なので気付かなかったが、実に色々なものが落ちているものだと驚いた。ちなみに今回拾ったものはこんな感じ。

・ごみくず
・空き缶
・空き瓶
・タバコの吸殻
・小銭(1円〜500円)
・財布(Uさんが交番に届けてくれた)
・プラ箱のフタetc…

特に多かったのがタバコの吸い殻。小さいのでよくよく見ないと気付かないのだが、一度気づき始めるとまぁあるわあるわ。

喫煙者のほとんどはマナーを守っていると思うが、それにしても…。吸い殻に限らず、ゴミをその辺にポイ捨てする人はどんな気持ちで捨てるのだろう。強い遺憾の意を表明したい。

結論:何でもやってみるもんだ

何はともあれ初めてのパトランはとても楽しかった。そして清々しい気持ちになった。娘も楽しかったとのことで一安心。

パトランという組織(?)に正式に名を連ねるかは別として、また機会があれば参加してみたいし、運動も兼ねて独自にやってみてもいいかなと思った。

とは言え一人でやるのは心細いし、40歳のおじさんが一人でキョロキョロしながら(ゴミを探して)走っていたら不審者に見えなくもないので、また娘を巻き込もう。多感な時期に差し掛かっている娘なので、とこまで付き合ってくれるか不安であるが、またジュースやお菓子を交渉材料にお願いしてみよう。

誘ってくれたUさん。根気強く誘ってくれてありがとうございました。参加して良かったです。またお願いします。

改めて、何でも一度はやってみるもんだと感じた。食わず嫌いはもったいない。

自衛官こそ是非チャレンジを!

最後になるが、もしこのブログを読んでくださった方で興味が湧いた方のために、パトラン公式サイトのリンクを張っておく。

日常的に走る機会の多い自衛官の皆さんにはうってつけのボランティア活動だと思うし、自衛隊以外の人間関係ができて世界が広がると思うので、自衛官にこそオススメである。子どもと参加すれば、親子間コミュニケーションのとても良いキッカケになると思う。

どうやら全国組織であるようなので、お住まいの地域で活動があればぜひ一度お試しで参加してみてほしい。

パトラン 公式サイト

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