おはようございます!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
先日アメリカの株価が暴落し、それに引きずられる形で日本の株価も暴落したというニュースがありました。
投資信託も軒並み値下がりしていますが、「私の投資信託は大丈夫?」と心配になっている方も多いのではないでしょうか。
特に最近投資を始めたばかりの方は、気が気でないと思います。
そんなあなたへ、こういう時の対処法をいくつかお伝えしますね。
対処法① 証券口座を見ない
まず何よりの対処法は、証券口座を見ないことです。
今の状況下では評価額がマイナスになっていたり、マイナスになっていなくても大幅に下がっているのは見るまでもなく分かりきったこと。
だったら見ない方が精神衛生上はいいです。
わざわざダメージを受けに行く必要はありません。
とは言え、こうまで騒がれるとどうしても気になってしまいますよね。
証券口座のページを開いてしまいますよね。
えぇ、私は速攻で証券口座のページを開きましたとも(笑)
そんなあなたは、次の対処法を試してみて下さい。
対処法② 目的を思い出す
こういうとき、見るなと言われても見てしまうのは人間のサガ。
もし見てしまって、ショックを受けたらこれを思い出して下さい。
「何のために投資しているんだっけ?」
あなたは何のために投資をしていますか?
今日明日使うお金のために投資しているんですか?
違いますよね。
あなたが投資しているのは”老後資金”だったり”子供の教育資金だ”ったり、10年以上先の出来事に備えてのことですよね。
だったら今暴落しようがどうなろうが関係ないじゃありませんか。
極端な話、使うその時にプラスになっていれば良いのですから。
だから、暴落して回りが騒いでいるときこそ「自分が投資をしている目的」を思い出して下さい。
すこしは気が楽になるのではないでしょうか。
とは言え、目的を思い出しても「まだ不安だ!」という方も多いと思います。
そんなあなたには、こんな対処法をオススメします。
対処法③ 暴落した株価の中身を見てみる
それでも不安を感じてしまう方は、具体的に何が暴落しているのかを確認してみることをオススメします。
今回暴落したのは”NY(ニューヨーク)ダウ”という指数ですが、これは日本で言えば”日経平均株価”みたいなものです。
一言でNYダウと言ってもこの中にはアメリカを、いや世界を代表するような大企業がたくさん含まれています。
いくつか例を挙げてみましょう。
・Apple(言わずと知れたiPhoneやMacを生み出した企業)
・インテル(「インテル入ってる」でおなじみ。PCのCPUなどを手がける世界的半導体メーカー)
・Microsoft(言わずと知れたWindowsの会社)
・コカコーラ(説明不要)
・マクドナルド(説明不要)
・ナイキ(世界的スポーツ製品企業)
・ウォルト・ディズニー(ミッキーだよ!)
etc…
今回暴落したのは、これら世界に名だたる企業の株価なのです。
冷静に考えてほしいのですが、株価が下がったからと言ってこれらの企業の価値が失われたわけではないということ。
iPhone使ってますよね。
Windowsで仕事してますよね。
コカ・コーラのジュース飲みますよね。
マクドナルドでこれからお昼食べますよね。
ディズニーランド行くし、ミッキーのグッズ買うでしょ。
私たちは普通にそれらの企業の製品やサービスを利用しますし、私達が利用すればこれらの企業は利益を上げて、ますます発展していくのです。
このように企業の根源的な価値がある以上は今回の株価の下落は一時的なものだし、私達がこれらのサービスや製品を使い続ける限り、いずれは企業価値に応じた株価に回復するということ。
そして、それを信じるのがインデックス投資の根っこなのです。
そんなわけで、株価が暴落して不安になったときは、表面的な数字を見るだけじゃなく「具体的に何が下がっているのか?」を調べみてみることをオススメします。
そうすれば、表面的な数字に一喜一憂することも少なくなるのではないでしょうか。
とは言え、中には業績が悪化して倒産する会社もないとはいえません。
ただ、私達が投資信託という手段を使って、多くの国や企業に分散投資しているのは、少数の国や企業に自分の資産が振り回されないようにするためです。
先程お伝えした企業を確認することと合わせて、「投資信託とは何か?」「分散投資とは何か?」という基本についても、今一度思い出してみましょう。
まとめ
そんなわけで、今日は暴落した時の不安に対処する方法をお話しましたが、いかがだったでしょうか。
多くの人は「暴落」というワードに反応して慌ててしまいますが、私達つみたて投資家は高みの見物をしていいのです。
むしろ何もしないことが大事です。
しっかりと目的を見据え、今後も一時的な値動きは気にせずに、毎月淡々と積立投資を続けて下さい。
それが将来大きな実りをもたらすことでしょう。
もし今回の話を聞いてなお売りたくなった、やめたくなったらこちらの記事を読んでみて下さいね。
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売りたくなったら見るグラフ「パターンBEST」
暴落のときこそ、つみたて投資家にとってはチャンス!ということがわかると思いますよ^^
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