こんにちは。家計防衛隊 佐々木です。
YouTubeでもお話しましたが、共済貯金の利率が下がるという情報が入ってきたので、皆様にもシェアしたいと思います。
どれくらい下がるのか
早速ですが結論です。共済貯金の利率は下記のとおりです。
共済貯金には「普通」「定積」「定期」の三種類ありますが、利率が高かった定積と定期の下がり幅が大きくなりました。
特に定期貯金が1%を切ったのは衝撃的ですね。
私が入隊した頃(平成14年)でも3.2%ありましたし、その前だと8%の時代もあったとか。その時代を知る人からすれば、今回の金利はゼロにも等しい位に感じるでしょうね。
さて、金利が下がるのは残念なことですが、これが具体的な金額にしてどれくらいの影響があるのか考えてみましょう。
金額的な影響
それでは「普通」「定積」「定期」のそれぞれの影響を見ていきましょう。1年と3年の2パターンを試算してみました。
普通貯金の場合
普通貯金の金利差は0.12%。
口座に100万円置いた場合の差額は1年で1,200円減、3年で3,700円減になります。
定額積立貯金の場合
定積の金利差は0.23%。
毎月3万円の積立した場合の差額は1年で400円減、3年で3,900円減になります。
定期貯金の場合
定期貯金の金利差は0.29%。
口座に100万円入れた場合の差額は1年で2,900円減、3年で8,900円となります。
金利は下がるが…
金利が下がるのは悲しいことですが、具体的な金額を見てみるとどうでしょう。
「これくらいの金額なら誤差の範囲だな」というのが私の正直な感想です。同じように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投資をしていると、これくらいの値動きは珍しいことではありませんからね。
どちらにせよ、下がることが決まった以上はそれを受け入れるしかありません。大事なのは「次どうするか?」 を考えることです。
次の手としてオススメなのは、やはりイデコやニーサを活用した積立投資です。少額からでも良いので始めてみましょう。
もはや「共済貯金だけでどうにかなる時代」ではなくなったのですから。
今の金利を延命する方法
最後になりますが、今の金利を延命する方法もあります。3月までに手続きをすれば、今の金利をもう3年延命できるかもしれません。
延命できる条件などは動画の中でお話しておりますので、木になる方はぜひ御覧ください。
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