こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也(@kakeibouei)です。
コロナ禍において、家計や保険を見直したいという方も多いと思います。実際に見直しを実行している方も多いでしょう。
しかしながら「なぜ見直しをするのか?」「なぜ見直したいのか?」の「なぜ?」の部分を明確に意識している方は多くないのではないです。
あなたは「なぜ」家計や保険を見直したいと思っているのでしょうか。ここを突き詰めていくと、家計や保険の見直しがグンと捗ります。
「なぜ?」という問い
「家計や保険を見直したい!」 → 「なぜ?」
という問いかけをしてみた時に、あなたの頭の中にはどんな答えが浮かんできますか?
「家計を少しでも楽にしたい」
「貯蓄を増やしたい」
「将来に備えたい」
など色々と頭に浮かんでくると思います。
ではその頭の中に浮かんできた答えに、更に「なぜ?」と問いかけてみて下さい。
「”なぜ”家計を楽にしたいのか」
「”なぜ”貯蓄を増やしたいのか」
「”なぜ”将来に備えたいのか」
出てきた答えに「なぜ?」と繰り返し問いかけて続けて下さい。どこかで「これ以上は答えが出ない」というところまで行き着くはずです。
最後にどんな答えに行き着きましたか?
見直しの究極的な目的
人それぞれ色んな答えが頭に浮かんだと思いますが、家計の見直しも保険の見直しも究極的な目的はこれだと思うんですよ。
「自分の使いたいことにお金を使って幸せになる」
私はお金は「自分や自分にとって大切な人が幸せになるためにある」と思っていて、それが子供のためだったり自分のためだったり、モノを買ったり保険料を払ったり、将来の自分のために投資に回したりする。
つまり優先順位の低いところから高いところに配分し直すのが、家計や保険の見直しです
こうして文章にすると当たり前のことではあるのですが、人は往々にして自分が買いたくもないモノを買い、納得していない保険に加入し、理解できていない金融商品を買ってしまうものです。
あなたにも思い当たる節があるでしょう?
箱から出してホコリを払う
家計でも保険でも「見直す」という作業は、整理せずに箱に突っ込んだオモチャを一つずつ箱から出してホコリを払っ隊上で、”要る” or “要らない”の判断をする作業です。
昔流行ったこんまりさん流に言えば、すべての服をクローゼットから出して一枚一枚「ときめくかときめかないか」を判断するというイメージですね。
保険などに関しても、本当に必要性を感じて加入しているものは残し、勧められるがままに加入し、改めて説明を受けても必要性を感じない(or優先順位が低い)ものは解約等の処置をします。
そのためには一番最初に全てを出して確認する必要があります。いわゆる「現状の把握」です。
では現状の把握とは、一体どのようにすればいいのでしょうか。
現状を把握する方法
現状を把握する方法は実にシンプルです。
「毎月何にいくら使っているのかを書き出す」
これだけです。
その際に重要なのは「固定費をシッカリ把握する」ということ。
しかも、なんとなくではなく”通帳やクレカの明細を見て正確に”把握して下さい。ひと月分だけでいいです。
ちなみに固定費とは「毎月決まって出ていくお金」のことです。例えば…
・家賃
・携帯電話料金
・保険料
・習い事
・サブスク料金(Netflixなど)
などですね。
手書きで書き出してもいいのですが、オススメはエクセルやスプレッドシートなどの計算ソフトに入力することです。自動計算されますし修正も楽ちん。見直し効果も確認しやすいです。
これをやるだけで
「あれ?こんなものにお金を払っていたんだ。」
「この支払って何だっけ?」
など、たくさんの発見があるはず。案外よく分からないものにお金を払っているものですよ。
もしエクセル等が苦手で自分で作ることが難しいという方は、こちらのツールをご活用下さい。
これが全ての始まり
というわけで今日のまとめです。
① 究極的なゴールは「自分が本当に使いたいものにお金を使う」ため
② 現在の家計を把握することが全ての始まり
というのが今日のお話でした。
コンパス行進と同じです。現在地を間違って把握している状態で道順を頑張って考えても目的の場所にはたどり着けないのです。
そんなわけで、まずは家計の現状を確認してみましょう。それをするだけで、今までに見えなかった色んな事が見えてくると思いますよ。
保険の見直しやマイホーム購入相談をする前にこれをやっておくだけで、面談の質が驚くほど上がりますから。
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