こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
12月に入り、いよいよボーナスが近づいてきましたね。もうボーナス明細はもらっているでしょうか?
ボーナス明細をもらう時はいつもドキドキです。そこには自分の半年間の勤務評価がたった一文字で表されているのですから。
SかAかBか・・・
このアルファベット1つでボーナスの支給額に大きな差が出ます。
ところであなたは、この判定によって具体的に何%くらいの差がでるかご存知ですか?
評価による成績率の差
ボーナスの上乗せは、半年間の勤務評価によって変わってきます。
評価は大きく3つあって、これによって”成績率”というものが決まります。
成績率はパーセンテージで表され、この差が支給額の差に反映されます。
・特に優秀(S):117%
・優秀(A):104.5%
・標準(B):92%
通常はB判定なのですが、A判定になると+12.5%、S判定になると+25%となります。
結構な差が出ますね・・・
では、このパーセンテージがそのまま支給総額に反映されるかと言うと、どうやらそうではないようです。
これを理解するためには、まずボーナスの中身を知る必要があります。
ボーナスの構成と上乗せ額のざっくり計算方法
ここからはかなり細かくてマニアックなお話になりますのでお覚悟を(笑)
まず、ボーナスは2つの手当が組み合わさったものです。
① 期末手当
② 勤勉手当
そして、成績の差が関係してくるのは②勤勉手当の部分だけということになっています。
ということで、まずはボーナス明細の中から”勤勉手当”の金額を確認して下さい。
そして、”勤勉手当”の金額をS判定の場合は5、A判定の場合は10で割って出た金額が判定による上乗せ額となります。
【S判定だった場合】勤勉手当30万円÷5=約6万円がS判定による上乗せ
【A判定だった場合】勤勉手当30万円÷10=約3万円がA判定による上乗せ
超ざっくりとした計算になりますが、イメージできたでしょうか?
ボーナスに影響する手当
というわけで、ここまで成績がボーナスに与える影響をお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
最後にボーナスに影響する手当を紹介して今日の記事を終わりにしたいと思います。
① 俸給(基本給)
② 扶養手当
③ 地域手当
④ 広域異動手当
⑤ 営外手当
後は階級等によっても変わってきますが、手当関係で言えばこの5つです。
単身赴任手当や住居手当などその他の手当は、ボーナスに関係ありません。
ボーナスを上げたい場合は上記5つの手当もしくは成績、階級を上げられるように頑張りましょう!
ボーナスの支給日
ちなみに自衛官含む国家公務員のボーナス支給日は下記の通りです。
冬:12/10
夏:6/30
※ 休日の場合は前倒しで支給
さて、あなたはボーナスをどう活かしますか?
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