【Q&A】債券とREITの積み立てをしたい場合、つみたてNISA+特定口座か一般NISAに切り替えるか

こんにちは。家計防衛隊長 佐々木拓也です。

今日はブログ読者のIさんから頂いた質問にお答えしたいと思います。

目次

現役自衛官さんからの質問

まずは質問を確認しましょう。

現在つみたてNISAをしているのですが債券、REIT(不動産投信)がかえないのでつみたてとは別に特定口座で購入するか一般NISAに切り替えて運用するか迷っています。

どちらの方が非課税枠を使った効率的な運用ですか?

つみたてNISAで債券&REITへの投資は不可能?

まず基本的な事項として、つみたてNISAは基本的に株式投信(ETFも少数だが存在)による積立になり、債券やREITなど株式以外の積立はできません。

金融庁のつみたてNISAの公式ページによると、

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています

となっています。

例外としてeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)などのバランス型投信の中には債券やREITなどが含まれている商品もあり、つみたてNISAでの積立もできなくはありません。

ただし、自分で自由に資産配分を決めることはできないので、「自由にカスタマイズしたい!」という本格派の方にとっては対象とはならないかもしれません。

その場合はやはり質問者さんのお考えの通り、

  1. つみたてNISA+特定口座
  2. 一般NISAに切替

というどちらかの選択肢になってきますよね。

ではその場合、何を基準に選択すればいいのでしょうか。

どの投資対象を軸とするか

選択の基準は「どの投資対象を軸とするか」だと思います。

今まで通り株式投信を軸として、債券投信やREITはサブとして比較的少額で積み立てるのであれば”1”の選択肢に。

逆に、株式投信を軸にしていた今までの方針を転換して、REITや債券を軸に積み立てていくのであれば”2”の選択肢になるかと思います。

REITにも興味があってちょっとやってみたいくらいだったら、つみたてNISA→NISAの切替はせずに特定口座でやってみるのが良いかと。NISAの切替は時間も手間もかかりますからね。

iDeCoやNISAが真価を発揮するのは

iDeCoやNISAなどの非課税枠は、”運用益が多く見込まれる投資対象”でこそ真価を発揮します。

この場合の”非課税”というのは、「運用して出た利益へ課税しません」ということなので、債券などのローリターンで運用しても旨味は少ないのです。

REITはどうでしょうか。

iDeCoで積み立てるというのはいかが?

どうしても非課税枠で積み立てたいのであれば、REITと債券はiDeCoで積み立てるという手もあります。

私がオススメしている楽天証券もしくはSBI証券のiDeCoにも債券、REITの商品もあります。

ただし、

  • 自衛官(公務員)の場合、積み立てられる上限が月12,000円と低い。
  • 老後のための積み立てであるため、60歳までは引き出せない。

などの制約があるため、今回ご相談いただいた積み立てが「老後資金の準備のため」という目的に合致した場合に限られますが…

積立投資で大切なのは…

ここまで株式、債券、REITなど個別の視点で見てきましたが、実は大切なのはそこではありません。

以前もお話していますが、積立投資で大切なのは”個別の商品”よりも”資産配分”です。

自分はどんな目的のために、どれくらいの期待リターンを得たいのか。そのためにはどんな資産配分が適当なのか。

これさえ決まれば投資すべき金融商品は自ずと決まってきます。

目的の確認
必要な期待リターン
それを実現するための資産配分

多くの人にとって積み立ての軸は株式投資だと思うので基本的には”1”が当てはまる方が多いと思いますが、Iさんが「REITと債券の位置付けをどう考えているのか?」で判断して頂ければと思います。

資産配分についてよくわからないという方は、ぜひ下記の記事も御覧ください。

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