家計の見直しは「切り分けて」考えればうまくいく

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こんにちは。家計防衛隊 佐々木です。

「家計を見直そう!」と思い立っても、何から手を付けて良いのか分からないという方も多いかと思うので、今日はそこのところの”コツ”をお話します。

この記事を最後まで読んで頂くと、家計の見直しがかなりスムーズに進められると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

「切り分け」という考え方

家計の直しをスムーズに進めるコツ。

結論から言うと「問題を切り分ける」という視点を持つことです。

「切り分け」というのは、私が現役時代に司令部でシステム・ネットワーク関係の業務をしている時に先輩の教えてもらった考え方です。

例えば「ネットが繋がらない」となったときに、

1:LANケーブルは繋がっているか? → 繋がっている。ここまではOK。
2:他のPCの通信はどうか? → 他のPCの通信は異常なし。全体ではなく本PC個別の問題である。ここまではOK。
3:PC側の設定に異常はないか? → 設定に異常あり。ここが原因。

とまぁこんな感じで、「どこまでがOKでどこからがダメなのか?」と問題を細分化して確認していくのが「問題の切り分け」という考え方です。

家計を「切り分けて」考えてみる

これを家計に適用して考えてみましょう。

「家計を改善したい!」と思った時に、「支出を減らしたい」と漠然と思っていても何から手を付けていいかイメージできませんよね。

これは家計全体を漠然と見ているから、手のつけようのない大きな問題に見えるのです。

では少しだけ「家計」を切り分けてみましょう。

家計における切り分けは、項目ごとに書き出すことから始めます。

イメージとしては「通信費、住居費、保険料、食費」くらいの分け方がオススメです。あんまり細かくわけようとすると、それだけで挫折してしまいますからね。

で、項目を書き出したら、項目ごとに金額を明らかにしていきます。

特に「固定費」と言われる「毎月決まって出ていく支出」は重要なので、なるべく正確に把握するようにして下さい。

ほとんどの固定費はクレカの明細や通帳などに履歴が残っているでしょうから、そこから拾えば案外手間はかかりません。

大きな飴も噛み砕けばすぐ溶ける

金額が明らかになったら、項目ごとに「見直せそうかどうか」を検討していきましょう。

  • 通信費:格安SIMにしているから、これ以上見直す余地はない。これはOK
  • 保険料:支払いが突出して多い。これは見直せそう。
  • 教育費:給食費はどうにもならないけれど、習い事は子供が乗り気でないものはやめさせてもいいかな

など、項目ごとに「ここは見直せそう」、「ここはこれ以上見直せないな」というのがイメージしやすくなります。

「家計」という大項目で見たら「何から手を付けたら良いか」がわかりにくいですが、項目ごとに切り分けて考えれば問題も見えやすくなります。

問題が見えてきたら、項目ごとに対処方法を調べ、「やることリスト」でも作って一つ一つ実行していくだけです。

  • 「スマホ代は格安SIMに切り替える」
  • 「食費は月何万円以内に抑える。そのために週の予算を決めてみる」
  • 「保険の見直しは佐々木さんに相談する」

などですね(笑)

大きな飴はなかなか溶けないけれど、噛み砕けばあっという間に溶ける的な。そんなイメージを持って頂ければ。

ということで、家計を見直す際は「問題を切り分ける」という視点を持って考えてみて下さい。きっと今まで見えなかった解決の糸口が見つかるはずです。

それでは今日の話題は「家計の見直しをスムーズに進める”ちょっとした”コツ」でした。ぜひあなたも実践してみてくださいね。

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