自衛官のボーナスを決める5つの手当

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こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。

今日は「自衛官のボーナスを決める5つの手当」について解説していきます。

自衛隊には多くの手当がありますが、どの手当がボーナスに影響するか知っておけば、ボーナスを上げる方法にも繋がると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

まずはボーナスの基礎知識から解説します。

目次

ボーナスの基礎知識

ボーナスは二つの手当からなっている

ボーナスと一言で言っても、実は二つの手当で構成されています。

ボーナス = 期末手当 + 勤勉手当

それぞれ計算式が違い、影響する手当も違います。

ボーナス支給日

支給日は年2回。

夏のボーナス:6/30
冬のボーナス:12/10

支給日が土日祝の場合は、前倒しで支給されます。

年間支給額

年間で支給されるボーナスは、夏冬合わせて月給の4.5ヶ月分(2019年度)です。

ボーナスを決める5つの手当

それではいよいよ本題です。ボーナスを決める5つの手当を確認していきましょう。

先ほども述べた通り、ボーナスは期末手当と勤勉手当の二つで構成されており、影響する手当に違いがあります。

期末手当を決める手当

まずは期末手当に影響する手当は下記の5つです。

① 俸給
② 扶養手当
③ 地域手当
④ 広域異動手当
⑤ 営外手当

上記の手当に加えて、階級や職務によってプラスアルファされます。

勤勉手当を決める手当

次に勤勉手当に影響する手当は下記の4つです。

① 俸給
② 地域手当
③ 広域異動手当
④ 営外手当

上記の手当に加えて、成績が加味されます。成績による違いは次の通りです。SやらAやらによって金額が変わるのは勤勉手当だけで、期末手当には影響しません。

成績がいいとどれくらいボーナスが上がる?

成績によってどれくらいボーナスが違うかというと、

S:117%(+25%)
A:104.5%(+12.5%)
B:92%(基準)
C:79.5%(−12.5%)
D:67%(−25%)

となっています。基準はBでほとんどの人はB判定。よほどのことがない限りC以下にはならないはずです。

陸自の場合ですと、ボーナス明細の1枚目左下「勤績」という欄にありました。

ちなみに陸海空で成績の表し方は違うようです。これには驚きました。

ボーナスを上げる5つのポイント

以上のことを踏まえて、最後にボーナスを上げるための5つのポイントをお話しします。

ボーナスを上げるためには、次の5つを上げればいいのです。

① 俸給を上げる
② 扶養する人数を増やす
③ 地域手当の高いところで勤務
④ 階級を上げる
⑤ 仕事を頑張ってS判定やA判定をもらう

とは言え、どれもなかなか簡単にはいかないこと。

俸給は年に1回しか上がらないし、扶養人数は結婚したり子供が生まれたりしないと増えません。地域手当の高い勤務地も自分の意思だけでどうにかなるものではありません。

つまり結論としては、「目の前の仕事を頑張ろう!」ということです(笑)

最後になりますが、もしかしたら陸海空では違う可能性もあります。「海空ではこうだよ!」という情報があれば教えてください^^

それでは家計防衛隊長 佐々木拓也でした!

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