防衛費が増額されたら、真っ先にやるべきこと(切実)

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こんにちは!家計防衛隊長 佐々木です。

ゲンナリするほど暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。昔は「エアコンになんて頼らねーぜ!」というタイプだった私も、今ではまっさきにエアコンをオンにするようになりました。それくらい暑いですね。

そんな暑い日々の中で”防衛費増額”について思うところがあったので、ブログに書き留めておきたいと思います。

目次

結論

結論から言います。結論というか、切実な願いを言います。

防衛費が増額されたら、まず真っ先にやるべきこと。それは…

営内のエアコンの24時間稼働
夜の冷暖房を止めるな!!

ほんとこれは真っ先にやってあげてほしい。

訓練がキツイのはいい。だけど…

自衛官には”指定場所に居住する義務”があって、陸自の場合は一定以上の階級になるか結婚するまでは営内に住むことになっています。(陸海空によって”指定場所”は様々)必然的に営内者は、20代前半の若い隊員が多くなります。

その若い隊員が多く住む営内では、夜になると冷暖房が止められてしまうのです。

私もすべての駐屯地(基地)を知っているわけではありませんが、東北では夜になると冷暖房が止まる駐屯地が多いのではないでしょうか。今の季節は熱帯夜の中でエアコンを止められて、熟睡することができません。これは最近も私自身が実体験して、ホント苦しい思いをしました。

訓練がキツイ、暑い、苦しいのはいいのですよ。それが仕事だから。

ただ、訓練が終わってから帰る営内(=自宅)の冷房が切られ、暑くて寝られないというのは本当に辛い。体力も気力も回復しないどころか、むしろ削られた状態で次の日を迎える。これが毎日続く。身体が資本の自衛官にとってこれは致命的なことではないでしょうか。

大切にされていない

みなさんも想像してみて下さい。暑い中頑張って仕事して、帰った自宅のエアコンが強制的に止められてしまったら…そんな日々が続いたら、「今日も仕事を頑張ろう!」と思えますか?

こんな環境では自衛隊を辞めたくなる気持ちも分かります。大切にされていないのが分かるじゃないですか。

どれだけ予算があろうが、装備が新しくなろうが、AIが発達しようが、それを運用する人がいなかったら何の意味もありません。”隊員”という一番大切にすべきものを大切にしない状況が続けば、今後ますます退職者は増えるでしょう。

嫌気が差して退職した人の中には、外で自衛隊のネガティブな側面を周りに話したり、YouTubeなどで告発する人も増えてくるかもしれません。それがまた”入隊者を減らす”というネガティブなスパイラルが加速していくことも十分予想されます。

最新鋭の装備も重要だと思いますが、その根本となる隊員さんをもっと大切にしてあげて下さい。

待遇改善というのは給与だけでなく、今回取り上げた”冷暖房の24時間稼働”など一見些細に見える日々の生活環境の改善も非常に重要だと考えます。

政治家始め自衛隊上層部の方々は、ぜひ一度”本当の営内生活”を体験してください。そうすれば若い隊員たちが定着しない理由が理解できるのではないでしょうか。

ホントお願いします(切実)

大事なことなので、最後にもう一度言います。

防衛費が増額されたら、まず真っ先にやるべきこと。それは…

営内のエアコンの24時間稼働
夜の冷暖房を止めるな!!

自衛隊の戦力の根幹は人です。隊員さんを大事にしてあげて下さい。口だけではなく実効性のある施策を実施して下さい。本当にお願いします。

最後になりますが、実際のところ多方面の駐屯地や海自さん空自さんの基地はどうなんでしょうか。自衛隊全体としてそういう方針なのか、駐屯地基地ごとなのか。皆さんの知っている駐屯地(基地)はいかがですか?

動画

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