おはようございます!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
今日は自衛官の定年についてお話します。
自衛隊の定年は早い!
なんて話を聞いたことがあると思いますが、実際に何歳で定年かご存知ですか?
階級によっても微妙に差がありますし、職種によっても違います。
自衛隊は
”定年退職の年齢” = ”退職金の金額” = ”若年給付金の金額”
なので、何歳で定年になるかは非常に大切な問題です。
定年の年齢を決めるのは、大きく2つ。階級と職種です。
それではまずは階級による定年の年齢を確認していきましょう。
階級による定年退職の年齢
令和元年時点における階級ごとの退職年齢は次のとおりです。
将・将補 60歳
1佐 56歳
2佐・3佐 55歳
1尉 ~ 1曹 54歳
2曹・3曹 53歳
階級が上がるほど、定年年齢は伸びていくことが分かりますね。
定年時にどれくらいの階級になっていそうかは、本人であればだいたい予測できていると思うので、ぜひ旦那さんに確認してみて下さい。
ちなみに一番多い層は、1尉〜1曹の54歳定年の方だと思われます。
今後定年延長が予定されています。詳細については、下記の記事を御覧ください。
60歳定年の職種も!
職種によっては60歳定年の場合があります。
次に職種の方は、階級に関わらず定年退職は60歳になります。
・医師、歯科医師
・薬剤師
・音楽職種
・警務職種
・情報総合分析、画像処理・通信情報の職務にたずさわる自衛官
職種については旦那さんに確認してみてください。
定年の年齢は、退職金・若年給付金に影響
定年退職が1年伸びると、退職金がお給料1~2ヶ月分くらいずつ増えていきます。
35年で支給率は最大になり、それ以降は支給率は変わりません。
逆に定年が遅い人ほど若年給付金は減ります。
これは若年給付金が「定年退職の早い人の収入の不利を埋めるためにある」という理由からです。
とは言え、生涯年収としては若年給付金をもらうより、現役として働いている場合の方が多いでしょうね。
自衛官は体が資本の体力勝負。これからはますます厳しい任務が増えてくるでしょう。
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