こんにちは!家計防衛隊長 佐々木拓也です。
あなたは自衛隊の防衛省団体保険が何種類あるかご存じですか?
「そう言えば知らないなぁ・・・」という方も多いのではないでしょうか。存在を忘れているけど、実は天引きされている団体保険もあるかもしれません。
そんなわけで、自衛隊の団体保険が全部で何種類あるのかを復習してみたいと思います。
① 団体生命保険
これぞ団体保険の代名詞!
死亡したときに備えるための生命保険です。
万が一の時は病気で亡くなった場合6000万円、ケガで亡くなった場合8000万円の保険金が最大で支払われます。
ニッセイと明治安田の2社が幹事会社として取り扱っており、一口100円で各社50口ず合計100口(1万円分)まで加入できます。
還付金や満口加入のご指導など、数々のドラマを生み出してきた保険でもあります。
ムダが一番多くなりがちな保険でもありますので、必要保障額はしっかりと試算してから加入しましょう。
② 団体傷害保険
ケガによる死亡、入院、通院が補償されます。病気に対しての効果は一切ありません。
団体傷害保険には、家族全員補償される”A型”と、個人単位で補償される”B型”の2種類あります。
保険料はA型が一口1,450円、B型が一口670円。それぞれ最大7口まで加入できます。
オプションが豊富なのも団体傷害保険の特徴。
・総合賠償特約
・親介護補償オプション
・長期所得安心くん
これらのオプションを活かしたい場合は、傷害保険自体に最低でも1口の加入が必要です。
③ 団体医療保険
団体傷害保険と対をなす存在で、こちらは病気による入院、手術、通院を保障します。ケガには一切効果がありません。
保険料は年令とコースによって変わり、コースは保障の範囲によってAコースからDコースまでの4種類あります。
Aコース:自衛官本人のみ
Bコース:本人、配偶者、子ども
Cコース:本人、配偶者
Dコース:本人、子ども
ちなみに保険料の高い順で並べると、
B>D>C>A
になります。
入院保障は今時珍しい5日目からの保障なので、その点をどう取るかですね。
防衛省生命共済
県民共済の簡易版のようなもので、死亡保障と病気とケガによる入院保障がセットになったもの。
自衛官本人と配偶者の一口あたりの保障は、死亡した時500万円、入院は1日3,000円。こどもの一口当たりの保障は、死亡した時70万円、入院は1日3,000円。
保険料は自衛官本人と配偶者が、一口1,000円。子どもが一口250円となっています。
1000円で死亡保障と病家とケガの両方を保障してくれるので、個人的には好きな保険。
民間保険にプラスαするにはもってこいであり、お子さんの保障も激安なのでオススメです。
その他の団体保険
メインで言えば上記の4種類で、この他にも下記の団体保険がラインナップされています。
⑤ 団体年金保険
⑥ 一時払い退職後終身保険
⑦ 退職後医療保険
⑧ 退職後傷害保険
⑨ 防衛省火災共済
⑩ PKO保険
というわけで、自衛隊の団体保険は全部で10種類でした。こうして改めてみてみると、結構あるもんですね。
自衛官の月々の保険の目安は・・・
私の経験からすると、月々の保険料の目安は団体保険と民間保険合わせても『独身が1万円以内』『世帯で2万円以内』が目安だと考えています。
それ以上の保険料を払っているのであれば、どこかにムダがあるというサイン。
『団体保険』と『民間保険』それぞれのメリットを上手く組み合わせて、ムダのない保障を準備していきましょう!
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